平均血圧が高い男性の前立腺肥大症にα遮断薬と降圧

前立腺肥大症は多くの男性が加齢によって悩むことになる疾患の一つであり、多くの男性が治療を行うことになります。排尿障害が生じるというのが前立腺肥大症のつらい症状であり、症状が進行すると排尿に際して痛みを伴うようになります。頻尿になって夜間にトイレに行きたくなる回数も増えがちであり、それによって睡眠障害が生じてしまうこともあります。そのため、前立腺を小さくすることができる治療薬を用いた治療が実施されていくことになるのが一般的です。前立腺肥大の治療に用いられるのはα遮断薬に分類される医薬品であり、いくつかの種類があります。交感神経系にあるα受容体を遮断することによって血管を広げるのがその効果であり、降圧作用も有しているのが特徴です。高齢になるにつれて血圧の上昇も起こってしまうのが常であり、高血圧になって降圧剤を使用することになることも多々あります。そのため、高血圧と前立腺肥大症とを共に抱えてしまう人も多く、そういった人の治療において有用性が高いものとしてしばしば選択されてきています。降圧剤として単独で用いられるというケースはそれほど多くありません。男性は女性に比べて平均血圧が高いことから、高血圧とならなくても血圧が正常値から外れてしまいがちです。そういった平均血圧の影響も受けて加齢によって生じる前立腺肥大症の治療の際にα遮断薬を用いることによって治療を行うと結果的に血圧がより良好な値になるということはしばしば見られることです。平均血圧が高い男性に起こる疾患の治療薬であるからこそ降圧作用があるということがむしろメリットとして考えられて有用性の高い治療薬としての地位を獲得しているのがα遮断薬です。